なぜ、会計にこだわるのか

私は、18歳のとき「日商簿記3級」を学習してから、
この年まで約30年間、ずっと「会計が好き」で、
飽きたりイヤになったことがありません。
(「経理事務」は好きではありません:笑)

単純明快な「借方・貸方の仕組み」に「よ〜できてるなあ!」と
感心したのが始まりです。

もっと知りたくてもっと勉強したくて・・・と・・・
いわゆる「はまった」んですね。

そして、その後、税理士の受験勉強で出会った「財務諸表論」で、
今度は「会計理論」が自分の価値観にピッタリと思い、
さらに埋没してしまいました。
(変な若者だったかもですね)

そして「よし、これでメシ食うぞ!」と決めたのは、
大学の恩師の一言でした。

「あのなあ、会計学は心理学や」

恩師が言うには、会計は経済社会のルール、
そのルールに従って損得計算をし、人は一喜一憂したり、
目標設定したり、右向いたり左向いたりする。
会計のルールが変われば人の行動が変わる、
つまり、社会が動く。。。
人の「心理・行動」をコントロールできる学問、
と教えてくれました。
それ以来、はまったままです。

ホンマや!心理学や!
恩師の「会計学は心理学」という教えを実感できたのは、
最近かもしれません。

「ホンマや!人が動く!」

同じような現象に出会っていても結びつけることが出来ず、
気付かなかったのですが、それなりの年になって
「会計学は心理学かもしれない仮説」
を立てて仕事をするようになりました。

その仮説を検証しようと、いろいろ観察していると、確かに、結びつく。

恩師が、必ずしも私が気付いたことを仰っていたのかどうかは分かりませんが、
私なりに「会計学は心理学」と実感できるシーンが日常繰り広げられています。

その中でも、最も「やりがい」と感じられるのは
「中期経営計画」のお手伝いです。

3年間の事業計画を最後に「予算化」し、
その後「予算管理」するのですが、
事業計画があるときとないときの結果の出方が全く違うことに気が付きました。

最初は「目標設定しているから実現度が高いだけ」と思っていましたが、
その計画達成の時には
「必要としていた利益=儲け」があるのです。
その儲けが
「頑張れないほど少額」でもなく
「現実離れした高額」でもなく
「できそうな適正額」であれば、みんな頑張れるのです。
そんなシーンを目撃するたびに
「あ〜会計って人のヤル気にも影響してる」と思い、
あ〜この仕事してよかったなあ、と感じるのです。


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